2014年、配偶者控除が廃止を検討されている背景とは？

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2014年4月に、増税されることは決定されましたが
それに加え配偶者控除を廃止することも検討されて
いるようです。


現在、妻の年収が103万円以下の場合

妻に所得税が課されないことに加え
夫の課税所得から38万円が控除される
という仕組みが存在しています。


これがいわゆる配偶者控除なのですが、
これを廃止しようという検討がなされているようです。



その背景としては、
現在この配偶者控除を受けるために
女性の労働者の多くが年収103万円を
超えないように働く時間を調整しているという
現実があり、このことから税制が女性の社会
進出を阻害しているという見方がなされている
ことがあるようです。


パートやバイトを雇っている企業は、
年末や年度末になると、この配偶者控除の
制度のために労働者を確保できないという
事態に見舞われることもよくあるようで、
制度の見直しを求める声も多数寄せられている
ようです。


しかし、当の女性に話を聞くと
税制よりも保育園をきちんと確保することや
子どもがいる女性が早く帰宅できるように
企業側が気を使うなど、その他の面での
サポートが充実しないと女性が長く働き続ける
のは厳しいという声も多く税制を変えたからと言って
女性の社会進出が促進されるかというと
微妙かもしれません。


ただ、このまま配偶者控除だけ廃止という形になると
現在配偶者控除を受けている家庭からすると増税と
同じになってしまうので景気回復を考える場面では
慎重に検討した方がいいでしょうね！

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タグ：配偶者控除,2014